簿記と未来予想図

草助ブログ

僕は農家になって5年目で、青色申告も5回目になります。

就農前の農業研修の時に簿記は一通り習い、マスターまでとはいきませんがそこから5年もやれば何とか仕組みはわかってきました。

僕の農業や生活は「細々とする」というのがわかりやすいかもしれません。

そういうミニマムな農業や暮らしを目指しています。

簿記の金額は少なくなればなるほどいいのですが、今年は動く金額が多く、言ってしまえば売り上げを含めた収入が多くても出費も多いから利益は少ない感じになってしまいました。

色々と道具を買うことが多かったりしましたが、それも今回で最後になりそうです。

必要な分は揃いましたし、後は地に足をつけてじっくりとミニマムな農業をしていきたいです。

理想を言えば、収入はそこそこ、出費は少なく。

もっと理想を言えば、自分の家で食べる野菜は自家採取した種と自然農法、有機農法をしてお金をかけずに持続可能な野菜作りをして野菜の自給率は100%

買う物、捨てるものを極力減らして出費が少ない生活。

光熱費をかけずに、ソーラー発電、火は薪や小枝で、飲み水は買い物ついでに汲む?

下水は無いから、汲み取りはトイレを家庭菜園用に利用できるエコトイレに。

ボイラーはまだ無理だろうけど薪ストーブと金属パイプでボイラーを作ったり薪ブロがあればさらにいいなぁ。

そうすれば光熱費は全部で数千円に収まるだろう。

そもそも欲しい物が無いから、お金を使わない生活には憧れる。

極端な話ではあるが、僕の所得を100万円くらいにして、妻を専従者で93万円にする。

なぜ93万円かと言うと、岩手県奥州市では93万円を超えると住民税が発生するらしい。

そうすれば家計には193万円入る。

それを逆算するのも面白いかもしれない。

いくら稼げるかを先に出して、いくら仕事の経費として使用できるか。これはもちろんごまかさずに。

そして目標額に達したら収入と支出(経費)の平行線内で働き、利益は抑える。

そうすれば、出荷先も方法も変わってくるかもしれない。

もしかしたら、全て自然農法と有機農法で作った作物にできるかもしれないし、それが本当は1番いいのかもしれない。

もちろん、エコトイレは家庭菜園内での活用に限る。これ大事。

よくを出さず、みんなに良いものを食べてもらう。物々交換とかは経費になるのだろうか?後で調べよう。じゃなくて今調べよう。

やはり無理っぽい。物をお金に換算して計算するらしい。

うーん、何かいい方法を考えなくては…。

こういう無駄なことを考えるのも結構楽しい。

シンプルに目標金額をクリアしたらオーバーした分は蓄えて、税金をしっかりと払うのが良さそうだ。

その考えがまともか。よしよし。

僕も2月1日から農家6年生になる。

この5年間は汗と涙が同じくらい流れた。

次の1年は、あせらずじっくりと楽しんでやる。儲けようとせず、無駄遣いを無く、節約エコライフを楽しんで、上手い野菜を作って食べて、食べてもらって、僕もハッピー、みんなもハッピーに。

僕と繋がる人達全てをハッピー連鎖できたらいい。

無理な事では決して無い。

この目標に規模は無い。節約エコライフは少しでも、ハッピー連鎖は、たった1人でもいいのだ。

それで100点満点で、ゴールだと。

後はボーナスタイムだし気が楽だ。

できるイメージしかない。

たった少しで十分だ。

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