自然的な生き方をしたくて。

僕は自然的な生き方がしたくて、自然に近づいて生活しています。

どこか現代社会に疑問を感じ、その疑問が何なのかわからずに生きてきました。

少し田舎から、かなり田舎に引っ越して、仕事も自然的なものを求めて農家に転職しました。

まずは現代的な農業の基礎を学ぶべく、いろいろな制度を利用して就農し、2年間の研修を経て農家になりました。

研修期間から合わせればもう片手では数えられないほどの年数が過ぎ、ふと立ち止まって見ると何も進歩がない自分に気が付きました。

ただこなすだけの仕事、農業、成長がないと言っても、失敗したことは山ほどあり、人の心にもいい意味でも悪い意味でも触れて、そういった部分では非常に大きな成果があったのかと思います。

同じ時期に農業を始めた人たちはどんどんと規模を拡大したり、販売先を広げたりと成果が目に見えますが、その優秀な人達と比べれば、僕は非常にちっぽけで情けなく思うことがあります。

僕には僕の道がある。そう思って地べたを這いつくばってきましたが、目の前を走っていく彼らをみていると、心がざわつくこともありましたが、最近では随分と穏やかでいられるようになりました。

それは、あきらめといいますか、僕には僕の道があり、それらは彼らとはスタート地点も、ゴールも違うということが分かってきたからです。

ここまで書いてみて読み返してみると、どこか根暗なイメージやネガティブな事が多く書かれているように思ういますが、僕は生きているのに非常に安らかな気持ちです。

それというのも、自然な生き方をしたくてこの土地に来て、成功しているとは決して言えませんが、農家になれて、家族と仲良く笑って生活ができていることが全てです。

そして、完全ではありませんがオフグリッドを少しずつ進めており、ソーラーで電力をセルフでやっています。さらに薪ストーブで暖をとり、ガスは使用していますが補助として薪ストーブとロケットストーブで調理をしたりして、ほんの数パーセントではありますが、エコな生活をスタートしています。

そして、今日から家庭菜園用に使用する肥料にもなるかとトイレの方も活用できるようにスタートしました。

これは、また明日にでも詳しくお伝えさせていただきますが、汲み取り式だったトイレを小便と大便を別々の方法で行うことで、完全に再利用することが可能になりました。

この大便は小さいかもしれませんが、僕にとっては非常に大きな大便です。言ってて「きったねー!」とおもいました。すみません。

しかし、この興奮をお伝えするすべがないので、ここは書かせていただきました。

ご不快な思いをさせた場合は、申し訳ございません。

お許しいただけるなら、どうぞこれからも僕「澄 草助」の応援をよろしくお願いいたします。

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