僕は朝が苦手です。
夜は何時までも起きていられるのに、朝はからっきし。特に寒い冬の朝は布団から出られません。
そういう人は結構多いと思いますが、僕は結構な感じです。
どうしてもやらなきゃダメな事があれば何時でも起きられますが、それは大抵は夏とか冬以外です。
僕は背は低いですが結構な感じでワイドな体なので布団に入りながら冬眠するクマの気持ちに共感しています。
さて、そんな事を言っていてもやる時はやらないといけません。
先日はほうれん草をやりましたし、今日はトマトの準備をしていかないと。
という事で気合いを入れるために乾布摩擦ならぬ、冷水シャワーを浴びてやりました。
今日は外が霜で白くなっているほどの寒く、その地下を通った冷水を浴びました。
まずは足から。氷か?と思うほどヒヤッとします。
次は腕に。腕はほうれん草を出荷する時に冷水で洗っているのでまあまあいけます。けど氷。みるみる足と腕が寒さと冷えで赤くまだらになっていきます。
ふーー。
・・・。
ここで次の一手にいけません。
完全にビビっています。
それでも冷水シャワーは足にあたり腕にあたりどんどんと中心まで冷えていきます。
こうしてはいられない。と、次に進む決心をして冷水を頭にジャー!
頭の毛穴がギューんとなるのがわかるくらいの温度差がありましたが、頭に水をかぶるのは夏場の日常であり、むしろ喜んでかぶっています。
流石に喜べるくらいのウェルカムではありませんでしたが、かなり縁遠くなった知り合いに会うくらいな感じです。お、おー。的な感じ。
ですが最後の胸や背中は体の中心部。
言ってみれば苦手な人、一番会いたくない人に会うような感じ。いや、それ以上かも?
でも風呂場の扉を開ける時は全てを終えた時と心に決めていたので、そこはぶれません。
いざ、出陣!!
息を止め、全身を硬直し、頭にかかったシャワーを背中に向けました。
日本語に無い言葉。「い゛」を覚えました。
「い゛ーーー!!」
広辞苑だとか、流行語大賞に出たらいいな。
冷水を体中に浴びましたが、シャワーから出てくる水は常に最新の物で温度も常に最高に冷たく、どんどんと体の熱を奪っていきます。
たった数秒で体の表面が感覚が無いほど冷えましたが、さすがに冷水に慣れることはなく、そこで断念。まあ目標は達成したので風呂場の扉は開ける事ができました。
そして体を拭いて着替えると…。
あら不思議!下着を身につけているだけなのに少し暖かい。
辛い事をすると、ほんの少しの優しさが暖かく感じるのと同じことなのかも。
この冷水シャワー、僕のルーティンにしたいです。
きっとこれを続ければ、僕は凄い人、強い自分に慣れると思う。
まずは明日。
明日も必ず冷水シャワーを浴びます。
では。
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