禊をする

草助ブログ

この記事を書こうと思って、まずタイトルを入力した。

みそぎ。

変換すると禊。

旧しめすへんに契約の契みたいな漢字。

よく見ると契とは少し違うようだ。

字からして何か不思議なパワーとか、神仏的な意味合いが強い事がわかる。

昨日、意味のわからない「い゛ーー!!」という記事を書きましたが、あれは禊を行った際にでた悲鳴というか、声にならない寒さを表現したものです。

それで本日も禊を継続しました。

たった二日で何かが変わるわけではないと思うかもしれませんが、禊を始めようと思った事からすでに何かが変わっており、そして実行する。

実行しようとして完結する事の難しさを知り、完結する。

そして完結してからも継続する。

たった二日でもここまでこれました。

その中にはシンプルに冷たい水をかぶるという、ただそれだけの事のように思えても、実に様々な感情に打ち勝っての過程と結果が存在しています。

初めての禊は正直にきつかった。

想像以上に冷たい。

半ば、まじで後悔するくらいに。

でも、最後までやり抜けば、辛かった分だけ達成感があった。

そして今日は二日目である。

それも今日は早起きまでできた。

4時。

目が覚めて、何もせずに風呂場に行く。

冬の早朝は、やはり冷える。

「本当にやるのか?」と、戸惑う自分に「昨日はできたよね。大丈夫だ。」という自分が後ろから背中を押す。

服を脱ぐ。ヒートテックを着ていた温い体が徐々に冷気にさらされて緊張し、力が自然に入ってくる。

「やろうか。」

決意は固まっていた。

風呂場のドアを開け、そっと閉める。

「もう逃げられない。」

先ほどまで換気をしていた風呂場は脱衣所よりもさらに冷えている気がする。

ジャーーー!!っとシャワーから水を出す。

いやいや、これでは水圧が強いだろう。

少しゆるめて、ジャワーを正規のシャワーに戻す。

少しホッとする。

まずは足からいこうか。

足にシャワー。

ん?

すぐに腕にかける。シャーー。

んん??冷たくない???

冷たくないわけはないのだが、昨日と同じくらいの温度のはずなのに、昨日よりは冷たく感じないのだ。

さすがにすぐに体にシャワーをかける気にはなれず、腕と足と交互に数秒間シャワー。

ずっと力んでいた体がだったが、少し力を抜く事ができた。

成長したのか?そう思った。

そして意を決し、シャワーを頭にかけて、その流れで体にかけた。

さすがに冷たいが、やはり昨日とは違う。

水圧が弱いからかもしれないが、温度は同じなので、体と気持ちに耐性ができているのだ。

自分の成長を実感し、シャワーを止めて風呂場を出る。

体をタオルで拭くが、もはや体は寒くない。

変な感覚だった。

着替え後に薪ストーブに点火をし、興奮のままに今、記事を書いているというわけだ。

そろそろ薪も足さなきゃいけないし、外に薪を取りに行かないといけない。

記事を書く手を止めたくなかったので、一気に書いていた。

こうして僕の朝は始まった。

今日はどんな1日になるだろう。

きっと素晴らしい1日に違いない。

そう思い、薪を取りに行くのだが、少し笑いながら行った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました