北の国からを見るのが最近のマイブームで、ほうれん草の出荷作業をしながらちょくちょく見ていました。
最初の北の国からは、僕が生まれたあたりに始まり、最後は2002年に終わっている。
今まで、自然的な生活に憧れてはいたものの、きっかけとなる出来事は特になかった。
現代の社会についていけないというか、考えについていけなくなったというか、どんどんと先の進んでいく時代に対し、これでいい、このままでいい。と僕は進まない事を希望してイカリを下ろした。
北の国からという作品は知ってはいたが、いつか見ようと思う程度で、まさかここまで気持ちが動く作品だとは思わなかった。
黒板五郎は少し現代とはかけ離れている考えをしている。
苦労する姿、不器用な所、そういうところが僕と少しかぶっていて、親近感を抱く。
最後まで見た結果、この作品は僕にはちょうどいいタイミングで見れた気がする。
きっと人が何かに出会うにはタイミングがあって、それが大事なものほど大事な時に出会うと僕は思う。
妻との出会いもそうだし、子供との出会い、農業との出会い、出会いは多くある。
それと同等の出会いと言えば大袈裟かも知れないが、心に響くというか、僕のコンパスを動かす事ができた作品は非常に数が少ないが、北の国からは紛れもなく僕の一生の作品になった。
これから、僕がどう変わっていくのか、僕自身、とても楽しみで仕方がない。
今度また北の国からをじっくりと語ってみたい。
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